2022/11/02
プレスリリース

【経理業務の課題を調査】
交通費・経費の処理を"すべて紙・Excelで処理"と回答した企業は46.2% テレワーク実施においては交通費・経費精算システム利用状況によって差が生まれる

2022年11月02日 株式会社ラクス

クラウド型経費精算システム「楽楽精算」を開発・提供する株式会社ラクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中村崇則、以下ラクス)は、全国の経理担当者864人に経理業務の課題に関する調査を実施しました。
調査結果では、交通費や経費の申請・精算において「すべての作業を紙・Excelで処理している」と46.2%の企業が回答。ペーパーレス化が叫ばれている中で、経費精算領域には根強い紙文化が残っていることがわかりました。
またコロナ禍により出社とテレワークを組み合わせたハイブリットワークなど、多様な働き方が注目を集めている昨今において、経理のテレワーク実施状況についても伺ったところ、「交通費・経費精算システム利用」の有無によってテレワークの実施状況に差が生まれていることが明らかになりました。

調査概要

  • 調査対象:経理・財務・会計担当者
  • 調査地域:47都道府県
  • 調査期間:2022年9月22日~9月27日
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 有効回答数:864サンプル
  • 回答者の所属する企業の従業員規模:30名~1,999名
  • 回答者の所属する企業の業種:建設、不動産、素材・素材加工品、機械・電気製品、食品、中間流通、運輸サービス、広告・情報通信サービス、消費者サービス、法人サービス

※当データ使用の際はクレジット記載をお願いいたします。

調査結果

調査結果のサマリ

  • 交通費や経費の申請・精算において「すべての作業を紙・Excelで処理している」企業は46.2%
  • 「経費精算業務」について課題に感じていることのトップは「領収書の管理や保管が大変」と回答
  • 交通費・経費精算システムを利用していない企業のうち52.5%が「会社全体でテレワークを未実施」と回答
    一方で、同システムを利用している企業の50.0%は「出社とテレワークのハイブリットで実施」と回答

交通費や経費の申請・精算において「すべての作業を紙・Excelで処理している」企業は46.2%

社内でどのように交通費や経費の申請・精算を行っているか調査したところ、「すべての作業を紙・Excelで処理している」と回答した企業が46.2%となりました。また、「紙・Excelで申請書を作成し、承認はグループウェアやワークフローシステムを利用している」と回答した企業が11.1%となり、半数以上が「紙・Excel」で運用していることがわかりました。

Q.現在、社内でどのように交通費や経費の申請・精算を行っていますか。 すべての作業を紙・Excelで処理している 46.2%、交通費・経費精算専門のシステムを利用している 22.5%、紙・Excelで申請書を作成し、承認はグループウェアやワークフローシステムを利用している 11.1%、自社開発した独自システムや基幹系システムを利用している 10.9%、グループウェアやワークフローシステム内で申請書作成から承認までをすべてまわしている 6.7%、グループウェアやワークフローシステム内で申請書を作成し承認は紙でまわしている 2.3%、その他 0.3%(n=864)

「経費精算業務」について課題に感じていることのトップは「領収書の管理や保管が大変」と回答

交通費・経費精算システムを導入していない企業に、普段の「経費精算業務」について課題に感じていることを調査した結果、「領収書の管理や保管が大変」という回答が30.7%、「請求書の管理や保管が大変」という回答は26.9%となり、経理部門の多くが “紙”の管理・保管に課題を感じていることがわかりました。

Q.普段の「経費精算業務」について課題に感じていることはありますか?あてはまるものをすべてお答えください。 領収書の管理や保管が大変 30.7%、請求書の管理や保管が大変 26.9%、小口現金の現金管理・補充が手間 21.0%、勘定科目の仕訳、会計ソフトの入力が大変 20.4%、小口現金からの支払や記帳が手間 20.3%(n=670)

交通費・経費精算システムを利用していない企業のうち52.5%は「会社全体でテレワークを未実施」と回答
一方で、同システムを利用している企業の50.0%は「出社とテレワークのハイブリットで実施」と回答

コロナ禍で急速に普及したテレワークの実態について調査したところ、交通費・経費精算専用のシステムを利用していない企業のうち、52.5%が「会社全体でテレワークを未実施」と回答しました。また、会社全体ではテレワークを実施しているが、所属部署(経理部門)ではテレワークを実施していない、など経理部門と他部門で働き方の差が生じていることも伺えます。

交通費・経費精算専門のシステムを利用していないと回答した方のみ Q.あなたの部署のテレワーク状況に当てはまるものを1つお答えください。 会社全体でテレワークを実施していない 52.5%、出社とテレワークのハイブリットで実施している 23.0%、会社全体ではテレワークを実施しているが、所属部署ではテレワークを実施していない 20.1%、100%テレワークで勤務している 2.7%、その他 1.6% (n=670)

一方、交通費・経費精算専門のシステムを利用している企業のみで調査したところ、「出社とテレワークのハイブリットで実施」が50.0%と最も多い回答を集める結果となりました。これらの結果から、経費精算システムを導入している企業は、働き方の選択肢が複数存在している様子が伺えます。

交通費・経費精算専門のシステムを利用していると回答した方のみ Q.あなたの部署のテレワーク状況に当てはまるものを1つお答えください。出社とテレワークのハイブリットで実施している 50.0%、会社全体でテレワークを実施していない 25.3%、会社全体ではテレワークを実施しているが、所属部署ではテレワークを実施していない 23.2%、100%テレワークで勤務している 1.5% (n=194)

累計導入社数No.1のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」は、従業員規模や業種に関係なく、幅広い企業様でご利用していただており、今後も経理業務がラクになるサービスを提供してまいります。

累計導入社数No.1…デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2022年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/)より

累計導入社数10,000社突破!クラウド型経費精算システム「楽楽精算」とは

ラクスが開発・販売する「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システムです。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止を実現します。2022年4月時点で、累計導入社数10,000社を突破しました。

また、「紙に縛られない働き方プロジェクト」を推進し、業務のデジタル化による企業の「生産性向上」と「紙に縛られない柔軟な働き方の選択肢」の実現を支援しています。

「楽楽精算」製品サイト:
https://www.rakurakuseisan.jp/

「紙に縛られない働き方」プロジェクト特設サイト:
https://contents.rakus.co.jp/paperless/

会社概要

  • 社名
    株式会社ラクス
  • 本社
    東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿
  • 設立
    2000年11月1日
  • 資本金
    3億7,837万円
  • 代表者
    代表取締役 中村崇則
  • 事業内容
    クラウドサービス事業
  • 会社HP
    https://www.rakus.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ラクス クラウド事業本部 楽楽精算事業統括部

※掲載のデータは発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、予めご了承下さい。
※文中の会社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。